平等院
京都
楽土の道
楽土の道
京都45
関白、藤原頼通卿が父の道長から譲り受けた別業を仏寺に改め、平等院を開創した。永承七年(一〇五二)のことだ。
この年は末法の初年。貴族や僧らの心を末法思想がとらえ、極楽往生を願う浄土信仰が社会に広く流行していた。その翌年の天喜(てんぎ)元年(一〇五三)には阿弥陀堂(鳳凰堂)が落慶し、堂内には平安時代最高の仏師、定朝(じょうちょう)によって制作された丈六の阿弥陀如来坐像が安置され、華やかさを極めたと伝わる。
約一〇〇〇年前に建立された建造物群や仏像が今に伝えられ、世界遺産にも登録された。境内にあるミュージアム鳳翔館(ほうしょうかん)は旧宝物館の老朽化に伴い、先端的設備などの導入によって収蔵環境を改善。第三世代ミュージアムとして、平成十三年(二〇〇一)に開館した。
概要
名前 | 平等院(びょうどういん) |
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宗 派 | 単立 |
本 尊 | 阿弥陀如来(あみだにょらい) |
所在地 | 宇治市宇治蓮華116 |
電 話 | |
URL | |
巡拝 | 京都 楽土の道 京都45 |
アクセス
平等院 宇治市宇治蓮華116