大聖寺(だいしょうじ)

京都
楽土の道
京都18
大聖寺-大玄関
大玄関

山号は岳松山(がくしょうざん)。大聖寺門跡は足利義満が光厳(こうごん)天皇の皇后、日野宣子(のぶこ)(無相定円(むそうじょうえん))禅尼を開基に創建した寺であり、のちに「尼五山(あまござん)」筆頭の景愛寺に属す。後円融天皇の皇女や光格天皇の皇女など多くの内親王が入室(寺)して寺を守り、正親町天皇の皇女が入室した際に「尼寺第一」を賜り、「お寺の御所」と呼ばれた。
明治以降は皇女の入室が絶えたが、足利将軍家の「花の御所」に深いゆかりを持つ寺として、代々精進によって守られてきた。建物は御所にふさわしい正門と寝殿造りの式台玄関(車寄せ)、本堂、宮御殿を持ち、御殿式庭園がある。また枯山水庭園は元禄十年(一六九七)の建て直しの際に「河原の御所」から運んだかんざし灯籠と石橋、木石を使って設計され、以来、現在に至るまで宮御殿からの眺めを引き立てている。

大聖寺-正門
正門

概要

名前

大聖寺(だいしょうじ)

宗 派

臨済宗

本 尊

釈迦如来(しゃかにょらい)

所在地

京都市上京区烏丸通り今出川上ル

電 話

075-441-1006

巡拝

京都 楽土の道 京都18

アクセス

大聖寺 京都市上京区烏丸通り今出川上ル