道成寺(どうじょうじ)

和歌山
清浄の道
和歌山6
年間3000回行われる「絵解き説法」
年間3000回行われる「絵解き説法」

「安珍(あんちん)・清姫(きよひめ)伝説」で知られる道成寺は、大宝元年(七〇一)に創建された紀州第一の古寺。国宝の本尊(千手観音菩薩)をはじめ奈良・平安期の巨大な仏像群をおまつりする文化財の宝庫でもある。
道成寺は二つの意味で出色の神仏霊場といえる。
江戸時代に門前から日本最大級の『鐘巻銅鐸(かねまきどうたく)』(二~三世紀、復元高一二〇センチ)が出土しており、後背の山には直径二〇メートルの円墳(五~六世紀)が眠る。太古の聖地が神社でなく、仏寺になった例ともいえる。
二つ目は安珍と清姫の物語である。この伝説は、熊野詣の僧・安珍に恋情を募らせた清姫が、裏切られるや大蛇になり、釣鐘もろとも安珍を焼き尽くす物語として広まっている。

道成寺-宝仏殿に並ぶ国宝や重文の仏像群
宝仏殿に並ぶ国宝や重文の仏像群

概要

名前

道成寺(どうじょうじ)

宗 派

天台宗

本 尊

千手観音菩薩(せんじゅかんのんぼさつ)

所在地

日高郡日高川町鐘巻1738

電 話

0738-22-0543

URL

https://www.dojoji.com/

巡拝

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アクセス

道成寺 日高郡日高川町鐘巻1738