道成寺
和歌山
清浄の道
清浄の道
和歌山6
「安珍(あんちん)・清姫(きよひめ)伝説」で知られる道成寺は、大宝元年(七〇一)に創建された紀州第一の古寺。国宝の本尊(千手観音菩薩)をはじめ奈良・平安期の巨大な仏像群をおまつりする文化財の宝庫でもある。
道成寺は二つの意味で出色の神仏霊場といえる。
江戸時代に門前から日本最大級の『鐘巻銅鐸(かねまきどうたく)』(二~三世紀、復元高一二〇センチ)が出土しており、後背の山には直径二〇メートルの円墳(五~六世紀)が眠る。太古の聖地が神社でなく、仏寺になった例ともいえる。
二つ目は安珍と清姫の物語である。この伝説は、熊野詣の僧・安珍に恋情を募らせた清姫が、裏切られるや大蛇になり、釣鐘もろとも安珍を焼き尽くす物語として広まっている。
概要
名前 | 道成寺(どうじょうじ) |
---|---|
宗 派 | 天台宗 |
本 尊 | 千手観音菩薩(せんじゅかんのんぼさつ) |
所在地 | 日高郡日高川町鐘巻1738 |
電 話 | |
URL | |
巡拝 | 和歌山 清浄の道 和歌山6 |
アクセス
道成寺 日高郡日高川町鐘巻1738