永源寺
滋賀
欣求の道
欣求の道
滋賀8
鈴鹿山系に端を発する愛知(えち)川峡谷の山ひだに抱かれた永源寺は、南北朝時代に始まる臨済宗の古刹である。紅葉の名所としても古くから知られる。
康安元年(一三六一)、近江守護職の佐々木氏頼(うじより)が名僧の誉れ高い寂室元光(じゃくしつげんこう)禅師に帰依。景勝地の雷渓(らいけい)を寄進し、自ら開基となり寂室を開山として創建した。七一歳で寂室が入寺すると、その徳を慕って二千もの僧が集ったという。
明応二年(一四九三)と永禄八年(一五六五)の政変による戦火で伽藍をすべて失い荒廃したが、江戸寛永年間に後水尾天皇の勅を受けた一絲文守(いっしぶんしゅ)禅師が東福門院、彦根藩井伊家の帰依を受けて復興した。
概要
名前 | 永源寺(えいげんじ) |
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宗 派 | 臨済宗永源寺派大本山 |
本 尊 | 世継観世音菩薩(よつぎかんぜおんぼさつ) |
所在地 | 東近江市永源寺高野町41 |
電 話 | |
URL | |
巡拝 | 滋賀 欣求の道 滋賀8 |
アクセス
永源寺 東近江市永源寺高野町41