圓教寺
兵庫
豊饒の道
豊饒の道
兵庫10
姫路市の書写山(標高三七一メートル)山上に位置する。書写山の名は、釈迦が天竺(インド)の霊鷲山(りょうじゅせん)の土をひと握りし、天空から落とすと、書き写したように似た山になったとの伝説によるという。素盞嗚命(すさのおのみこと)が出雲から戻る途中に立ち寄ったことから「素盞ノ杣(そま)」とも呼ばれる。
康保三年(九六六)、天台宗の性空(しょうくう)上人が瑞雲に導かれて書写山に庵を結び、ひたすら法華経を唱えた。その評判は都にも伝わり、天禄元年(九七〇)に如意輪堂が建立され、永延元年(九八七)には花山法皇が「圓教寺」の寺号を与えた。欠けたところがない円(圓)のように自己を完成する道を教える寺、の意味。その後、如意輪堂は後白河法皇から摩尼殿の号を受けた。
概要
名前 | 圓教寺(えんぎょうじ) |
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宗 派 | 天台宗 |
本 尊 | 六臂如意輪観音(ろっぴにょいりんかんのん) |
所在地 | 姫路市書写2968 |
電 話 | |
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巡拝 | 兵庫 豊饒の道 兵庫10 |
アクセス
圓教寺 姫路市書写2968