延暦寺
滋賀
欣求の道
欣求の道
滋賀18
延暦寺は比叡山上に建つ約百五十の堂塔の総称。法然(ほうねん)、栄西(えいさい)、道元(ごうげん)、親鸞(しんらん)、日蓮(にちれん)ら各宗派の開祖が学び、「日本仏教の母山」とも呼ばれる。千日回峰行や十二年籠山(ろうざん)行など厳しい修行が現在まで続く聖地である。
伝教(でんきょう)大師最澄(さいちょう)が延暦七年(七八八)、薬師如来像を本尊に一乗止観院(後の根本中堂)を建てたのが始まり。桓武天皇の帰依を受け、都の鬼門(北東)鎮護の道場として盛んになった。
唐に渡った大師は、法華経を中心に天台教学・密教・禅・戒律の四宗を学び、帰朝翌年の延暦二十五年(八〇六)、天台宗を開宗。独自に僧を養成する大乗戒壇の設立は没後七日で認められ、以後多くの名僧を輩出することになる。
広大な山内は東塔(とうとう)・西塔(さいとう)・横川(よかわ)の三地域に大きく分かれる。
概要
名前 | 延暦寺(えんりゃくじ) |
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宗 派 | 天台宗 |
本 尊 | 薬師如来(やくしにょらい) |
所在地 | 大津市坂本本町4220 |
電 話 | |
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巡拝 | 滋賀 欣求の道 滋賀18 |
アクセス
延暦寺 大津市坂本本町4220