岩船寺
京都
楽土の道
楽土の道
京都49
京都と奈良の府県境に近く、南都仏教の影響も強く受けてきた。山号は高雄山(こうゆうざん)、院号は報恩院と称する。寛永九年(一六三二)編纂の「岩船寺縁起」によると、天平元年(七二九)、聖武天皇に夢告があり、大和国鳴川の善根寺に籠居(ろうきょ)していた行基に阿弥陀堂を建立させた。そののち弘法大師と甥の智泉大徳(ちせんだいとく)が伝法灌頂(でんぽうかんじょう)を修し、灌頂堂として新たに報恩院を建立したのが草創とされる。
そして嵯峨天皇が智泉大徳に勅命して皇孫誕生の祈願をさせたところ弘仁元年(八一〇)に皇子が誕生(のちの仁明(にんみょう)天皇)。弘仁四年(八一三)には檀林(だんりん)皇后(橘嘉智子(かちこ))の本願となり堂塔伽藍が整備された。
概要
名前 | 岩船寺(がんせんじ) |
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宗 派 | 真言律宗 |
本 尊 | 阿弥陀如来(あみだにょらい) |
所在地 | 木津川市加茂町岩船上ノ門43 |
電 話 | |
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巡拝 | 京都 楽土の道 京都49 |
アクセス
岩船寺 木津川市加茂町岩船上ノ門43