銀閣寺 ( 慈照寺 )
京都
楽土の道
楽土の道
京都29
銀閣寺とは通称で、正しくは「東山慈照寺(とうざんじしょうじ)」。文明十四年(一四八二)、室町幕府八代将軍、足利義政が如意ヶ岳(にょいがたけ)の麓に造営した山荘、東山殿(ひがしやまどの)がそのルーツである。
義政の没後、夢窓疎石を追請開山(ついじょうかいざん)として臨済宗の寺院となり、義政の法号、慈照院にちなんで慈照寺と名づけられた。銀閣寺と呼ばれるようになったのは江戸時代。足利義満の造営による山荘、北山殿(きたやまどの)の金閣寺(鹿苑寺)に対して銀閣寺と称せられる。
義政は九歳にして足利将軍家の家督を継ぎ、十四歳で征夷大将軍になった。若くして権力の頂点を極めたが、権諜術数うごめく政治の世界から退き、隠栖生活のため東山殿を造営する。
八年の歳月を費やし、義政は自らの美意識のすべてを投影した。東山文化の真髄たる簡素枯淡の美を映す一大山荘を作り上げたのである。
概要
名前 | 銀閣寺(慈照寺)(ぎんかくじ(じしょうじ)) |
---|---|
宗 派 | 臨済宗相国寺派 |
本 尊 | 釈迦牟尼如来(しゃかむににょらい) |
所在地 | 京都市左京区銀閣寺町2 |
電 話 | |
URL | |
巡拝 | 京都 楽土の道 京都29 |
アクセス
銀閣寺 京都市左京区銀閣寺町2