御香宮神社
京都
楽土の道
楽土の道
京都2
当社は伏見桃山の地に神功皇后を主祭神として祀る。社名の起源は、境内に香りの良い水が湧くと聞いた清和(せいわ)天皇から、「御香宮(ごこうのみや)」の名を賜ったとされる。また、猿曳と猿の伝説が描かれている絵馬が伝わっている。全国を歩いた猿曳が当社の近くで倒れた。そのとき猿が機転を利かせて境内に湧く御香水(ごこうすい)を飲ませたところ、猿曳は回復して、お礼に猿回しを奉納したという。
当社は豊臣秀吉が伏見城を築いた際、伏見城の艮(うしとら)にあたる地へ現在の地から移転させられた。これが現在の「古御香(ふるごこう)」。関ヶ原の合戦後、徳川家康により現在地に戻される。その後は伏見の鎮守として町衆から篤い信仰を得た。しかし、幕末になると付近が鳥羽・伏見の戦いの舞台となり、境内は薩摩軍の屯所(とんしょ)となった。当時の社務日誌には、御神体・御神宝を古御香に避難させたと伝わる。
概要
名前 | 御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ) |
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主祭神 | 神功皇后(じんぐうこうごう) |
所在地 | 京都市伏見区御香宮門前町174 |
電 話 | |
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巡拝 | 京都 楽土の道 京都2 |
アクセス
御香宮神社 京都市伏見区御香宮門前町174