宝厳寺
滋賀
欣求の道
欣求の道
滋賀6
琵琶湖北部に浮かぶ竹生島(ちくぶしま)には、明治以前は一体だった宝厳寺(ほうごんじ)と都久夫須麻(つくぶすま)神社があり、古くから「神の棲む島」と敬われてきた。奈良時代、聖武天皇の勅命で行基が島に渡り、弁才天を刻んで本尊としたと伝わる。
船着場から続く石段を上りきると境内になる。朱色が鮮やかな弁才天堂(本堂)は平安時代の様式を基本にした昭和の建築で、六十年に一度開帳される秘仏の弁才天を祀る。
弁才天はヒンズー教から仏教に取り込まれた水を司る女神で、琵琶や武器を持つ姿で表され、音楽・福徳・学問・戦勝の女神として信仰されている。竹生島の弁才天は宮島(広島県)、江島(えのしま)(神奈川県)とともに「日本三弁才天」として有名である。
概要
名前 | 宝厳寺(ほうごんじ) |
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宗 派 | 真言宗豊山派(ぶざんは) |
本 尊 | 弁才天(べんざいてん) |
所在地 | 長浜市早崎町竹生島1664 |
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巡拝 | 滋賀 欣求の道 滋賀6 |
アクセス
宝厳寺 長浜市早崎町竹生島1664