宝鏡寺
京都
楽土の道
楽土の道
京都17
山号を「西山(せいざん)」と号し、「百々御所(どどのごしょ)」の名を持つ宝鏡寺は臨済宗に属し、代々皇女が住職を務める皇室ゆかりの尼門跡(にもんぜき)寺院である。かつて足利義政、日野富子夫妻が住した小川御所の跡地にあり、付近には応仁の乱で東西陣営の境となった百々橋(どどばし)の遺構、茶道の両千家や寺社が立ち並ぶなど、一帯は歴史的景観保全修景地区に指定されている。
応安年間(一三六八~七五)、光厳(こうごん)天皇の皇女、華林宮惠厳(かりんのみやえごん)禅尼により開山され、伊勢・二見ケ浦で魚網にかかった聖観世音(しょうかんぜおん)菩薩を本尊とする。寺名は本尊の持つ光輝く鏡に由来し、ときの後光厳天皇より賜った。弘安年間(一二七八~八七)に無外如大禅尼(むがいにょだいぜんに)により創建され、尼五山(あまごさん)筆頭として興盛した景愛寺の法灯を現在も受け継ぐ。
概要
名前 | 宝鏡寺(ほうきょうじ) |
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宗 派 | 臨済宗 |
本 尊 | 聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ) |
所在地 | 京都市上京区寺之内通堀川東入百々町547 |
電 話 | |
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巡拝 | 京都 楽土の道 京都17 |
アクセス
宝鏡寺 京都市上京区寺之内通堀川東入百々町547