宝山寺
奈良
鎮護の道
鎮護の道
奈良16
「生駒の聖天(しょうてん)さん」として親しまれている宝山寺は、現世利益に霊験あらたかな大聖歓喜天(だいしょうかんぎてん)の根本霊場として全国的な信仰を集めている。
役行者が境内地にある巌窟で修行されたと伝えられ、当山は斉明天皇の重祚(ちょうそ)元年(六五五)を開創年としている。この巌窟は役行者が梵本(ぼんぽん)の「般若経」を納めたとの故事から般若窟と呼ばれている。また、弘法大師空海もこの地で修行されたと言われている。
当山に大聖歓喜天を勧請(かんじょう)した湛海律師(たんかいりつし)は江戸永代寺、高野山で真言密教を学び、行学(ぎょうがく)を兼修した傑僧である。大聖歓喜天の修法(しゅほう)に優れ、祈祷の効験(こうけん)を発揮してその名声は広く知れ渡っていた。
概要
名前 | 宝山寺(ほうざんじ) |
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宗 派 | 真言律宗 |
本 尊 | 不動明王(ふどうみょうおう) |
所在地 | 生駒市門前町1-1 |
電 話 | |
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巡拝 | 奈良 鎮護の道 奈良16 |
アクセス
宝山寺 生駒市門前町1-1