生田神社(いくたじんじゃ)

兵庫
豊饒の道
兵庫1
生田神社-拝殿
拝殿

神戸・三宮の中心部ながら豊かな緑をたたえた都会のオアシス。平安時代から多くの和歌に詠まれ、「枕草子」にもその名が見える生田の森には、源平合戦ゆかりの史跡が残る。
神功(じんぐう)皇后摂政元年(二〇一)、皇后が三韓外征から戻られる際、船が突然進まなくなったため務古水門(むこのみなと)に還(かえ)って占うと、日の女神・稚日女尊(わかひるめのみこと)が現れ、「活田(いくた)の地に居らんと欲す」との神託があったのが由来とされる。務古は武庫、活田は生田につながる。
当初は砂子山(いさごやま)に鎮座したが、延暦十八年(七九九)の大洪水により現在地に遷座。水防に役立たなかった松を忌み、生田の森に松は一本もない。正月は門松でなく、杉の枝を盛り合わせた「杉盛(すぎもり)」を飾る。

生田神社-楼門
楼門

概要

名前

生田神社(いくたじんじゃ)

主祭神

稚日女尊(わかひるめのみこと)

所在地

神戸市中央区下山手通1-2-1

電 話

078-321-3851

URL

https://ikutajinja.or.jp/

巡拝

兵庫 豊饒の道 兵庫1

アクセス

生田神社 神戸市中央区下山手通1-2-1