寂光院
京都
楽土の道
楽土の道
京都25
大原の里は古来、朝廷とのゆかりが深い。比叡山の西北麓にあり、延暦寺の影響を受けてきた山里である。
大原の西、翠黛山(すいたいさん)の麓にあるのが寂光院だ。寺伝によると推古天皇二年(五九四)、聖徳太子が父、用明天皇の菩提を弔うために創建したと伝わる。その名が広く知られるようになったのは、源平による壇の浦の合戦のあと平清盛の娘で高倉天皇中宮の建礼門院が文治元年(一一八五)、ここに庵を結んで平家一門とわが子の安徳天皇の菩提を弔う日々を送ったことによる。
建礼門院の念仏三昧の日々は「平家物語」の灌頂巻(かんじょうのまき)で語られ、能の「大原御幸(おおはらごこう)」もまた義父の後白河上皇がお忍びで大原を訪ねる名曲である。
概要
名前 | 寂光院(じゃっこういん) |
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宗 派 | 天台宗 |
本 尊 | 地蔵菩薩(じぞうぼさつ) |
所在地 | 京都市左京区大原草生町676 |
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巡拝 | 京都 楽土の道 京都25 |
アクセス
寂光院 京都市左京区大原草生町676