神護寺
京都
楽土の道
楽土の道
京都10
平安京造営の最高責任者だった和気清麻呂(わけのきよまろ)が、都の北西で古くから紅葉の名所として知られるこの地に愛宕五坊(あたごごぼう)のひとつとして「高雄山寺(たかおさんじ)」を創建。天長元年(八二四)にはこの高雄山寺と、清麻呂が国家安泰を祈願するため河内に建てた神願寺とを合併して「神護国祚真言寺(じんごこくそしんごんじ)」と改めた。神護寺の誕生である。
高雄山寺の時代には和気一族に招かれ、伝教大師最澄や弘法大師空海が入山し、平安仏教の中心的な役割を果たした。とりわけ弘法大師は唐より帰朝して大同四年(八〇九)に入山以来、十四年間を住持として過ごす。弘仁三年(八一二)には伝教大師らに真言密教の儀式である灌頂(かんじょう)を授け、ここで真言宗立教の基礎を築いた。
概要
名前 | 神護寺(じんごじ) |
---|---|
宗 派 | 高野山真言宗 |
本 尊 | 薬師如来(やくしにょらい) |
所在地 | 京都市右京区梅ヶ畑高雄町5 |
電 話 | |
URL | |
巡拝 | 京都 楽土の道 京都10 |
アクセス
神護寺 京都市右京区梅ヶ畑高雄町5