城南宮
京都
楽土の道
楽土の道
京都3
延暦十三年(七九四)の平安京遷都に際し、都の安泰と国の守護を願い、王城の南に創建された。
応徳三年(一〇八六)、白河上皇によって城南宮の周囲一帯に城南離宮(鳥羽離宮)が造営されて院政の拠点になると、城南宮は離宮の鎮守と崇められ、祭礼も大いににぎわった。そして御殿や仏堂が次々と建ち、歌会や舟遊(ふなあそ)び、流鏑馬(やぶさめ)なども行われ、王朝文化が花開いた。今も城南宮は「方除(ほうよけ)の大社」と仰がれ、工事や転宅、旅行安全の信仰が篤いが、離宮の建物は方位の災厄がないように願う「方違(かたたが)え」の宿所や熊野詣の精進所(しょうじんしょ)となった。
江戸時代には「大日本不易太大神宮(おおやまとふえきだいだいじんぐう)」と尊ばれ、霊元法皇や和宮親子(かずのみやちかこ)内親王の方除の祈祷を奉仕した。
概要
名前 | 城南宮(じょうなんぐう) |
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主祭神 | 国常立尊(くにのとこたちのみこと) |
所在地 | 京都市伏見区中島鳥羽離宮町7 |
電 話 | |
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巡拝 | 京都 楽土の道 京都3 |
アクセス
城南宮 京都市伏見区中島鳥羽離宮町7