神峯山寺(かぶさんじ)

大阪
豊楽の道
大阪23
神峯山寺-本堂
本堂

日本最初の毘沙門天霊場である。毘沙門天は持国天、増長天、広目天とともに四天王に数えられる仏教の武神で、当寺では三体の毘沙門天を本尊として祀る。
飛鳥時代、葛城山で修行していた役行者(えんのぎょうじゃ)が、北方の山中から差した光明に導かれると、現在も境内に残る九頭竜(くずりゅう)滝から金毘羅童子(山の神)が現れ、霊木のありかを示した。役行者がその霊木で四体の毘沙門天像を刻むと、四体はそれぞれ光を放ち、ひとつは本尊としてとどまり、ひとつは鞍馬に、ひとつは信貴山に、ひとつは神峯山(かぶさん)の北へ飛び去ったという。
宝亀五年(七七四)、光仁(こうにん)天皇の子、開成(かいじょう)皇子が伽藍を建立して以来、皇族にゆかりが深く、光仁天皇分骨塔(十三重塔)や開成皇子分髪塔(五重塔)が境内を静かに見守る。

神峯山寺-仁王門
仁王門

概要

名前

神峯山寺(かぶさんじ)

宗 派

天台宗

本 尊

毘沙門天(びしゃもんてん)

所在地

高槻市原3301-1

電 話

072-688-0788

URL

https://www.kabusan.or.jp/

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アクセス

神峯山寺 高槻市原3301-1