観音寺
京都
楽土の道
楽土の道
京都42
東山三十六峰に連なる今熊野山の麓に位置する観音寺は平安時代の八二五年ごろ、嵯峨天皇の勅願により弘法大師空海が開創した。本尊は、大師が熊野権現より授かったといわれる一寸八分の十一面観音像を体内仏として、自ら彫刻した十一面観音菩薩と伝わる。
その後、左大臣、藤原緒嗣(ふじわらのおつぐ)の発願により伽藍が造営された。後白河上皇は深く信仰した熊野権現を当山に勧請(かんじょう)。観音寺の本尊を本地仏(ほんじぶつ)として「新那智山」と号し、「今熊野観音寺」と称されるようになった。
西国三十三所第十五番霊場、厄除開運の寺として知られ、特に頭痛、病気封じ、智恵授かりの霊験あらたかな本尊として広く信仰されてきた。また、ぼけ封じ観音第一霊場として全国から参拝者が絶えない。
概要
名前 | 観音寺(かんのんじ) |
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宗 派 | 真言宗泉涌寺派(せんにゅうじは) |
本 尊 | 十一面観音菩薩(じゅういちめんかんのんぼさつ) |
所在地 | 京都市東山区泉涌寺山内町32 |
電 話 | |
URL | |
巡拝 | 京都 楽土の道 第122番 |
アクセス
観音寺 京都市東山区泉涌寺山内町32