観音正寺(かんのんしょうじ)

滋賀
欣求の道
滋賀7
観音正寺-本堂
本堂

湖東に位置する繖(きぬがさ)山(標高四三三メートル)は、貴人にさしかざす衣笠(きぬがさ)のように、ふわりとした美しい姿から名づけられた信仰の山である。今では自動車で山上近くまで上れるが、千二百もの石段を踏む参道は西国三十三所でも最難関の一つと言われた。寺の山上には近江国守護・佐々木六角氏の本拠である観音寺跡が広がる。
千四百年の昔、聖徳太子が霊木に千手観音像を刻み、安置したのが始まりとされる。現在の奥の院には、巨岩の上で舞う天人を見た太子が「天楽岩」と名付けた磐座(いわくら)があり、その内部には太子が彫られたと伝わる妙見菩薩を中心に五仏が描かれている。

観音正寺-白檀で刻んだ本尊
白檀で刻んだ本尊

概要

名前

観音正寺(かんのんしょうじ)

宗 派

単立

本 尊

千手千眼観世音菩薩(せんじゅせんげんかんぜおんぼさつ)

所在地

近江八幡市安土町石寺2

電 話

0748-46-2549

URL

http://kannonshoji.or.jp/

巡拝

滋賀 欣求の道 滋賀7

アクセス

観音正寺 近江八幡市安土町石寺2