金峯山寺
奈良
鎮護の道
鎮護の道
奈良26
金峯山(きんぷせん)とは、奈良県の吉野山から山上ヶ岳(大峯山(おおみねさん))に至る一帯を指し、古く飛鳥時代から聖地として知られてきた。
白鳳年間(七世紀後半)、修験道の開祖である役行者(えんのぎょうじゃ)は金峯山山上ヶ岳で一千日の修行をされ、人々を迷いや苦しみから救うために金剛蔵王権現を祈り出された。蔵王権現は釈迦如来、千手観音菩薩、弥勒菩薩の三尊の権現仏(仮に現れた仏)である。
そして、そのお姿を山桜の木に彫刻し、山上ヶ岳と吉野山に祀った。これが金峯山寺の始まりで、以来、金峯山は修験道の根本道場として、また宗派を超えた修行の場として今日に至っている。自然を敬い、神も仏も分け隔てなく大切にする日本人の心の原点を育んだ信仰は今もなお生き続けている。
概要
名前 | 金峯山寺(きんぷせんじ) |
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宗 派 | 金峯山修験本宗(きんぷせんしゅげんほんしゅう) |
本 尊 | 金剛蔵王権現(こんごうざおうごんげん) |
所在地 | 吉野郡吉野町吉野山2498 |
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巡拝 | 奈良 鎮護の道 奈良26 |
アクセス
金峯山寺 吉野郡吉野町吉野山2498