清荒神清澄寺
兵庫
豊饒の道
豊饒の道
兵庫14
真言三宝宗の大本山で、正式名称は蓬萊山(ほうらいさん)清澄寺という。宇多天皇の勅願寺で、天皇が仏師・定円(じょうえん)に命じて三尊を造進させ、寛平七年(八九五)、重ねて丈六の三仏を刻ませ、大伽藍を造立して安置させた。
当初は猪名の平野や武庫の浦を見下ろす山の尾根に清澄寺、西の谷(米谷(まいたに))に鎮守社として三宝荒神社があった。宇多天皇から「日本第一清荒神」の称号を受けた荒神信仰と、真言三宝宗の神仏習合により、「清荒神清澄寺」と呼ばれた。
仏、法、僧を三宝といい、荒神は火の神、台所の神である。古来、火は万物を浄化する神聖なもので、火を扱うかまど(台所)がにぎわえば家も繁栄することから、荒神信仰が広まった。厄除火箸は厄年の災いをつまみ出すもので、納所に山と積まれた大小の火箸は壮観だ。
概要
名前 | 清荒神清澄寺(きよしこうじんせいちょうじ) |
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宗 派 | 真言三宝宗(さんぽうしゅう) |
本 尊 | 大日如来(だいにちにょらい) |
所在地 | 宝塚市米谷字清シ1 |
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巡拝 | 兵庫 豊饒の道 兵庫14 |
アクセス
清荒神清澄寺 宝塚市米谷字清シ1