金剛峯寺
和歌山
清浄の道
清浄の道
和歌山13
ありがたや 高野の山の岩かげに 大師はいまだおわしますなる
弘法大師一番の御詠歌として知られる歌は、鎌倉時代の天台宗座主(ざす)・慈鎮和尚(じちんわじょう)(慈円の諡(おくりな))の作である。
和尚は『今なお生きて衆生済度されている弘法大師の姿を拝し、即身成仏の実証を得たい』と発願し、はるばる比叡山より高野山に登った。御廟前の燈籠(とうろう)堂で修法三昧に入ったとき、弘法大師のお姿を拝し、その感激をそのまま詠んだものとされる。
弘仁七年(八一六)、弘法大師が嵯峨天皇から高野山の地を賜り、真言密教の根本道場として開創した。標高九百メートルの高峯上にある三十三万坪の一大盆地で、内八葉外八葉と呼ばれる峰々に囲まれ、四仏四菩薩を象徴する八葉蓮台のような形をなしている。
概要
名前 | 金剛峯寺(こんごうぶじ) |
---|---|
宗 派 | 高野山真言宗(こうやさんしんごんしゅう) |
本 尊 | 大日如来(だいにちにょらい) |
所在地 | 伊都郡高野町高野山132 |
電 話 | |
URL | |
巡拝 | 和歌山 清浄の道 和歌山13 |
アクセス
金剛峯寺 伊都郡高野町高野山132