皇大神宮(こうたいじんぐう) 神宮内宮(じんぐうないくう)

特別巡拝
伊勢
皇大神宮 神宮内宮
内宮 正宮

伊勢神宮は正式名称を「神宮」といい、皇大神宮(こうたいじんぐう)(内宮(ないくう))と豊受大神宮(とようけだいじんぐう)(外宮(げくう))をはじめ、別宮、摂社、末社、所管社を含め百二十五の宮社の総称である。
天照(あまてらす)大御神を祀る内宮は、太古より流れる五十鈴川のほとりに鎮座する。宇治橋を渡って玉砂利の長い参道を進むと、鬱蒼(うっそう)とした森の高台に正宮が見えてくる。唯一神明(ゆいいつしんめい)造りの御正殿(ごしょうでん)は、ヒノキの素木を用いた簡素な造りが清々しい。
天照大御神の御神体である八咫鏡(やたのかがみ)は宮中に祀られていたが、崇神(すいじん)天皇の御代に神威を畏れて笠縫邑(かさぬいのむら)に遷された。垂仁(すいにん)天皇の御代、倭姫命(やまとひめのみこと)が鎮座の地を求めて諸国をめぐり、大御神の神託を受けてこの地にお祀りしたのが神宮の始まりとされる。
二十年に一度、社殿などを大規模に造り替えて神座を遷す「神宮式年遷宮」は、天武天皇が制度を定め、持統天皇四年(六九〇)に始まった。戦国時代の中断などを乗り越えて千三百年続き、平成二五年(二〇一三)に六十二回目の遷宮が営まれた。
元来は個人的な祈願は禁じられていた(私幣禁断)が、中世には願い事を神に取り次ぐ御師(おし)が各地を巡り、御札(神宮大麻)や神宮暦などを配布したことから伊勢信仰が庶民にも広がった。

※写真提供 神宮司庁

皇大神宮 神宮内宮 内宮 宇治橋
内宮 宇治橋

概要

名前

皇大神宮(神宮内宮)(こうたいじんぐう(じんぐうないくう))

主祭神

天照大御神(あまてらすおおみかみ)

所在地

伊勢市宇治館町1

電 話

0596-24-1111

URL

https://www.isejingu.or.jp/

巡拝

特別巡礼 伊勢

アクセス

皇大神宮(神宮内宮) 伊勢市宇治館町1