鞍馬寺
京都
楽土の道
楽土の道
京都23
鞍馬山は約二億六千万年前の地質を含み、太古より本尊「尊天(そんてん)」の力の満ちあふれる浄域。宝亀元年(七七〇)に鑑真和上の高弟、鑑禎(がんちょう)上人が毘沙門天を祀る草庵を結び、延暦十五年(七九六)に藤原伊勢人(いせんど)が堂塔伽藍を整え、千手観世音菩薩も祀って鞍馬寺が生まれた。
以来、幅広い信仰を集め、藤原道長、白河上皇などの参詣が相次ぎ、源義経は牛若丸と呼ばれた幼少年期にここで修行を重ねた。昭和二十二年には古神道、密教、浄土教、修験道など多様な信仰の流れを統一した「鞍馬弘教(くらまこうきょう)」を提唱し、鞍馬寺はその総本山となった。
鞍馬山は京に最も近く、自然の宝庫と言われ、多種多様ないのちの安らぐ山城全体を「鞍馬山 自然科学博物苑」として、自然への感謝とともに次代に伝えるよう努めている。
概要
名前 | 鞍馬寺(くらまでら) |
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宗 派 | 鞍馬弘教総本山 |
本 尊 | 鞍馬山尊天(くらまやまそんてん) |
所在地 | 京都市左京区鞍馬本町1074 |
電 話 | |
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巡拝 | 京都 楽土の道 京都23 |
アクセス
鞍馬寺 京都市左京区鞍馬本町1074