妙法院(みょうほういん)

京都
楽土の道
京都39
妙法院-庫裡外観
庫裡外観

一千一体の千手観音像で知られる蓮華王院(れんげおういん)三十三間堂。そこから少し東へ、東大路通に面して総門を構えるのが妙法院。三十三間堂とは一体だ。山号の南叡山(なんえいざん)が示す通り比叡山西塔の本覚院(ほんがくいん)(別名・妙法院)が起源とされる。天台三門跡のひとつという格式をもつ。
平治元年(一一五九)、譲位した後白河上皇は洛東の地に院の政庁・法住寺殿(ほうじゅうじどの)を造営。そのさい紀州・熊野本宮と比叡山の鎮守社・日吉山王(ひよしさんのう)のご神体を勧請(かんじょう)するため今熊野社と新日吉社を創建した。このとき上皇はかねてから帰依していた妙法院の昌雲を新日吉社の検校(けんぎょう)職(別当)に任じる。比叡山の妙法院が里坊として現在地へ移ることになった。

妙法院-本堂
本堂

概要

名前

妙法院(みょうほういん)

宗 派

天台宗

本 尊

普賢菩薩(ふげんぼさつ)

所在地

京都市東山区妙法院前側町447

URL

https://www.sanjusangendo.jp/

電 話

075-561-0467

巡拝

京都 楽土の道 京都39

アクセス

妙法院 京都市東山区妙法院前側町447