中山寺
兵庫
豊饒の道
豊饒の道
兵庫15
聖徳太子が創建した国内初の観音霊場である。
長谷寺(奈良)の徳道(とくどう)上人が、人々を救うため観音霊場を開くよう閻魔(えんま)大王から宝印を授かり、養老二年(七一八)に巡礼を始めたが、人々が信用しなかったため、やむなく宝印を聖地であった中山寺に埋めたという。約二百年後、花山法皇が宝印を掘り出し、西国霊場を復興。西国巡礼は盛んとなり、現在の順路が定まった。
本尊の十一面観世音菩薩像には、古代インドの王妃・勝鬘夫人(しょうまんぶにん)が女人救済の願いを込め、自らを模した安産求子(ぐし)の観音との寺伝がある。豊臣秀吉は中山寺に祈願して秀頼を授かった。現在の伽藍は、秀頼が感謝の意を込めて再建したもので、桃山時代の代表的な仏教建築群として知られる。
概要
名前 | 中山寺(なかやまでら) |
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宗 派 | 真言宗 |
本 尊 | 十一面観世音菩薩(じゅういちめんかんぜおんぼさつ) |
所在地 | 宝塚市中山寺2-11-1 |
電 話 | |
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巡拝 | 兵庫 豊饒の道 兵庫15 |
アクセス
中山寺 宝塚市中山寺2-11-1