仁和寺(にんなじ)

京都
楽土の道
京都12
仁和寺-金堂
金堂

双ヶ丘(ならびがおか)の北に「御室(おむろ)」と尊称された寺である。ひときわ目を引く二王門をくぐると、参道は北へ真っすぐに中門を経て、金堂へ至る。
仁和二年(八八六)、光孝天皇がこの地の大内山の麓に御願寺(ごがんじ)として造営を始めたが、志半ばで亡くなり、その遺志を継いだ宇多天皇が仁和四年(八八八)に金堂を完成。寺名は西山御願寺から創建の年号によった。
寛平九年(八九七)、宇多天皇は譲位し、二年後の八月に出家、東寺長者の益信(やくしん)から戒を受けて仁和寺第一世となり、寺内に「室」を設けた。以後は皇子、皇孫によって継がれ、門跡寺院の最高の格式を保った。

仁和寺-御室桜
御室桜

概要

名前

仁和寺(にんなじ)

宗 派

真言宗御室派(おむろは)

本 尊

阿弥陀三尊(あみださんぞん)

所在地

京都市右京区御室大内33

電 話

075-461-1155

URL

https://ninnaji.jp/

巡拝

京都 楽土の道 京都12

アクセス

仁和寺 京都市右京区御室大内33