大原野神社
京都
楽土の道
楽土の道
京都6
延暦三年(七八四)に桓武天皇が平城京から長岡京へ都を遷した際、皇后だった藤原乙牟漏(おとむろ)の氏神参拝の便宜をはかるため、藤原氏の氏神である奈良春日社の分霊を勧請したことに始まる。
嘉祥三年(八五〇)には藤原冬嗣(ふゆつぐ)を祖父に持つ文徳天皇が壮麗な社殿を造営し、地名をとって大原野神社と名づけた。奈良春日社に準ずる扱いを受け、平安時代後期には国家の重大事、天変地異のときなどに特別の奉幣(ほうへい)を受ける「二十二社」に、また明治四年(一八七一)には官幣中社に列せられた。
藤原氏の一族では女子が生まれると、中宮や皇后になれるようにと当社に祈願し、幸いにして祈願通りの地位に着くと、美しく行列を整えて参拝することが恒例となっていた。
概要
名前 | 大原野神社(おおはらのじんじゃ) |
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主祭神 | 建御賀豆智命(たけみかづちのみこと) |
所在地 | 京都市西京区大原野南春日町1152 |
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巡拝 | 京都 楽土の道 京都6 |
アクセス
大原野神社 京都市西京区大原野南春日町1152