六波羅蜜寺
京都
楽土の道
楽土の道
京都38
市(いち)の聖(ひじり)、空也上人(くうやしょうにん)の寺として知られる西国三十三所観音霊場の札所だ。上人は醍醐天皇の第二皇子で寺の開創は天暦(てんりゃく)五年(九五一)。当時京都に流行した悪疫退散のため自ら刻んだ十一面観音像とともに市中を回った。青竹を八葉の蓮片の如く割り、小梅干(こうめぼし)と結昆布(むすびこんぶ)を入れた茶を仏前に献じて病者に授け、歓喜踊躍(かんぎゆやく)しつつ念仏を唱えて病魔を鎮めたという。上人の没後、高弟の中信(ちゅうしん)上人が規模を拡大した
平安後期に平忠盛が寺内の塔頭(たっちゅう)に軍勢を止めてより清盛、重盛に至り、広大な境域内には平家一門の邸館が並び、その数五千二百余に及んだ。寿永二年(一一八三)、平家没落のさいに兵火を受け諸堂は類焼したが本堂のみ焼失を免れた。
概要
名前 | 六波羅蜜寺(ろくはらみつじ) |
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宗 派 | 真言宗智山派(ちさんは) |
本 尊 | 十一面観音(じゅういちめんかんのん) |
所在地 | 京都市東山区五条通大和大路上ル東 |
電 話 | |
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巡拝 | 京都 楽土の道 京都38 |
アクセス
六波羅蜜寺 京都市東山区五条通大和大路上ル東