三千院(さんぜんいん)

京都
楽土の道
京都26
三千院-山門
山門

三千院が位置する大原の地は千有余年前より、仏教音楽(声明(しょうみょう))の日本での中心地であり、また浄土信仰の聖地として今日に至っている。創建は、伝教大師最澄(七六七~八二二)が比叡山延暦寺建立の際に結んだ草庵に始まる。別名を梶井門跡、梨本門跡とも呼ばれ、天台宗五箇室(ごかしつ)門跡のひとつで皇子や皇族が住職を勤めた宮門跡だ。
現在の名称、三千院になったのは明治四年(一八七一)。法親王の還俗(げんぞく)にともない、梶井御殿内の持仏堂(じぶつどう)に掲げられていた霊元天皇宸筆(しんぴつ)の勅額による命名だ。
小ぶりな往生極楽院(重文)は阿弥陀三尊像(国宝)を納めるため天井を船底型に折り上げる工夫がなされている。

三千院-往生極楽院
往生極楽院

概要

名前

三千院(さんぜんいん)

宗 派

天台宗

本 尊

薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)

所在地

京都市左京区大原来迎院町540

電 話

075-744-2531

URL

http://www.sanzenin.or.jp/

巡拝

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アクセス

三千院 京都市左京区大原来迎院町540