施福寺
大阪
豊楽の道
豊楽の道
大阪11
金剛葛城(かつらぎ)山系に連なる槇尾山(まきのおさん)の山頂(標高五〇〇メートル)近くにある山岳寺院。車を降りて本堂まで階段と急坂を約三十分は登る、西国三十三所でも有数の難所である。槇尾山の「まきのお」は、古代大和の中心にあった纒向遺跡(奈良)の「まきむく」とつながりがある。
槇尾山は紀伊と河内をつなぐ陸路の中継点にあたり、槙尾川は泉大津の港に注ぐことから、渡来人の往来もさかんで、航海の安全と戦勝を祈願する場でもあった。
仏教公伝(五三八年)のころ、欽明天皇の勅願により、播磨国加古の行満(ぎょうまん)が開創した。仏教公伝の実務担当者だった百済使・津守連己麻奴跪(つもりむらじのこまなき)も重要な役割を果たしたという。
概要
名前 | 施福寺(せふくじ) |
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宗 派 | 天台宗 |
本 尊 | 十一面千手千眼観世音菩薩(じゅういちめんせんじゅせんげんかんぜおんぼさつ) |
所在地 | 和泉市槇尾山町136 |
電 話 | |
巡拝 | 大阪 豊楽の道 大阪11 |
アクセス
施福寺 和泉市槇尾山町136