赤山禅院(せきざんぜんいん)

京都
楽土の道
京都27
赤山禅院-境内
境内

御所の表鬼門(東北)の方角に当たるため、「皇城の鎮守」として皇室の信仰も篤く、修学院離宮を造営した後水尾天皇からは「赤山大明神」の勅額を賜った。現在も「方除けの寺」として広く信仰を集め、拝殿の屋根に置かれた鬼門除けの猿像は皇城守護の印だ。
仁和四年(八八八)、慈覚(じかく)大師円仁(えんにん)の遺命により創建された延暦寺塔頭のひとつ。最後の遣唐使船で唐に渡り、苦難の末に天台教学を納めた円仁は、行程を守護した唐・赤山の地の明神に感謝して赤山禅院の建立を誓い、弟子の安慧(あんね)(後の天台座主)らに創建を託した。
本尊の赤山大明神は、唐の赤山法華院の泰山府君(たいざんふくん)を勧請したもので、中国五岳の筆頭とされる東岳(とうがく)・泰山(たいざん)の神であり、日本では陰陽道の祖神(おやがみ)となった。

赤山禅院-福禄寿像
福禄寿像

概要

名前

赤山禅院(せきざんぜんいん)

宗 派

天台宗

本 尊

赤山大明神(せきざんだいみょうじん)
泰山府君(たいざんふくん)

所在地

京都市左京区修学院開根坊町18

電 話

075-701-5181

URL

https://rakuhoku-sekizanzenin.org/

巡拝

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アクセス

赤山禅院 京都市左京区修学院開根坊町18