七宝瀧寺(しっぽうりゅうじ)

大阪
豊楽の道
大阪13
七宝瀧寺-清滝堂と行者の滝
清滝堂と行者の滝

和泉山脈の中にある七宝瀧寺は斉明天皇七年(六六一)、役行者(えんのぎょうじゃ)(小角(おづの))が開山した。修験道の根本霊場である奈良大峰山より先に道場を開いたため、元山上(もとさんじょう)と呼ばれる。
本尊の倶利伽羅(くりから)大龍不動明王は、密教の不動明王が、悪を降伏し威圧するため、竜が巻きついた秘剣に変身したもので、願望成就、命乞いの守護神。秘仏であり、十二年に一度の酉の年に開帳される。
山中に、両界の滝、塔の滝、弁天の滝、布引の滝、固津喜の滝、千手の滝、行者の滝と七つの滝がある。平安初期、猛烈な日照りに見舞われたとき、雨乞い祈願で慈雨に恵まれたことから、淳和(じゅんな)天皇が「七宝瀧寺」の名を与えたという。

七宝瀧寺-身代わり不動明王
身代わり不動明王

概要

名前

七宝瀧寺(しっぽうりゅうじ)

宗 派

真言宗犬鳴派(いぬなきは)大本山

本 尊

俱利伽羅大瀧不動明王(くりからだいりゅうふどうみょうおう)

所在地

泉佐野市大木8

電 話

072-459-7101

URL

https://inunakisan.jp/

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アクセス

七宝瀧寺 泉佐野市大木8