相国寺(しょうこくじ)

京都
楽土の道
京都19
相国寺-法堂
法堂

京都御所の今出川御門から今出川通を渡って北へ、真っすぐな参道を歩くと総門がある。美しく剪定(せんてい)された赤松林の中に堂宇が建ち並び、厳格な禅味(ぜんみ)が鎮まる。
正式には萬年山相国承天禅寺(まんねんざんしょうこくじょうてんぜんじ)といい、足利三代将軍義満が後小松天皇の勅命をうけ、約十年の歳月を費やして明徳三年(一三九二)に完成した一大禅苑。夢窓国師を追請(ついじょう)開山とし、京都五山の第二に列せられる。
その後、応仁の乱の兵火により廃墟となったが、度重なる災禍にもかかわらず当山は禅宗行政の中心として多くの高僧を輩出し、室町時代の禅文化の興隆に貢献した。後に伽藍も復興されたが再び天明八年(一七八八)の大火で法堂(はっとう)や浴室、塔頭九院のほかは焼失。文化四年(一八〇七)に桃園天皇皇后の恭礼門院旧殿の下賜を受けて開山塔として建立、他の堂宇も再建されて旧観を取り戻した。

相国寺-総門
総門

概要

名前

相国寺(しょうこくじ)

宗 派

臨済宗相国寺派

本 尊

釈迦如来(しゃかにょらい)

所在地

京都市上京区相国寺門前町701

電 話

075-231-0301

URL

https://www.shokoku-ji.jp/

巡拝

京都 楽土の道 京都19

アクセス

相国寺 京都市上京区相国寺門前町701