青蓮院
京都
楽土の道
楽土の道
京都35
青蓮院は平安初期、伝教大師最澄によって開かれた比叡山東塔の住坊、青蓮坊(しょうれんぼう)が起源で、その後、鳥羽法皇の勅命によって建立された里坊(さとぼう)が門跡寺院となり、青蓮院と改称して現在に続く。天台宗の三門跡のひとつで、「粟田(あわた)御所」とも呼ばれる。
門前には楠の大樹が枝を広げ、東山魁夷をはじめ多くの文人墨客(ぶんじんぼっかく)たちに愛されてきた。門前に四本、境内の庭園に一本の五本あり、すべてが京都市の天然記念物に指定されている。青蓮院で得度した浄土真宗の開祖、親鸞聖人のお手植えと伝えられている。
東山三十六峯の一つ、粟田山の山裾に広がる自然を生かした小堀遠州や相阿弥の手になる池泉回遊式の庭園。これに沿って建つ宸殿(しんでん)や小御所、華頂殿などは、寺院でありながら御所や御殿の趣が感じられる。
概要
名前 | 青蓮院(しょうれんいん) |
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宗 派 | 天台宗 |
本 尊 | 熾盛光如来(しじょうこうにょらい) |
所在地 | 京都市東山区粟田口三条坊町69-1 |
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巡拝 | 京都 楽土の道 京都35 |
アクセス
青蓮院 京都市東山区粟田口三条坊町69-1