総持寺(そうじじ)

大阪
豊楽の道
大阪22
総持寺-本堂
本堂

平安時代の仁和二年(八八六)、中納言藤原山蔭(やまかげ)が開山した。本尊千手観音は「亀に乗られた観音様」として知られる。
山蔭の父高房(たかふさ)が、淀川を船で下る途中、漁民が大亀を捕らえていた。高房はあわれに思い、自分の着物と交換し、亀を川へ逃した。その夜河口で、山蔭が船から落ち、おぼれてしまう。嘆き悲しんだ高房が、わが子にもう一度会えるよう観音様に祈ると、死んだはずの山蔭が、前日助けたあの大亀に乗って帰ってきた。感激した高房は千手観音の造立を誓い、高房の死後はその遺志を山蔭が継ぎ、寺を建立した。

総持寺-山門
山門

概要

名前

総持寺(そうじじ)

宗 派

高野山真言宗

本 尊

千手観音(せんじゅかんのん)

所在地

茨木市総持寺1-6-1

電 話

072-622-3209

URL

http://sojiji.or.jp/

巡拝

大阪 豊楽の道 大阪22

アクセス

総持寺 茨木市総持寺1-6-1