當麻寺
奈良
鎮護の道
鎮護の道
奈良19
推古天皇二十年(六一二)、聖徳太子の弟、麻呂子(まろこ)親王によって河内に創建された。はじめは萬法蔵院(まんぽうぞういん)禅林寺と号したが、親王の孫、當麻真人国見(たいまのまひとくにみ)によって現在の當麻の地に移り、當麻寺と改められる。
日本で唯一、創建当時の東西二塔(ともに国宝)を有し、日本最古の梵鐘(国宝)や石灯籠(重文)が現存する。当初は金堂(重文)に安置する弥勒仏坐像(国宝)を本尊として三論宗を奉じていたが、その後、右大臣、藤原豊成の娘、中将姫(ちゅうじょうひめ)が女人禁制だった當麻寺に入山し、蓮糸で織り上げたと伝えられるのが當麻曼荼羅(国宝)。天平宝字七年(七六三)のことだ。
これが曼荼羅堂(国宝)に奉じられると宗派を超えて信仰を集め、阿弥陀仏の西方極楽浄土信仰の聖地となった。現在は浄土宗と真言宗の二宗で護持している珍しい寺院である。
概要
名前 | 當麻寺(たいまでら) |
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宗 派 | 高野山真言宗・浄土宗 |
本 尊 | 當麻曼荼羅(たいままんだら) |
所在地 | 葛城市當麻1263 |
電 話 | |
URL | 當麻寺 護念院 https://taimadera-gonenin.or.jp/ 當麻寺 奥院 http://www.taimadera.or.jp/ 當麻寺 西南院 https://taimadera-sainain.or.jp/ 當麻寺 中之坊 https://taimadera.org/ |
巡拝 | 奈良 鎮護の道 奈良19 |
アクセス
當麻寺 葛城市當麻1263