太融寺
大阪
豊楽の道
豊楽の道
大阪10
約千二百年前の弘仁十二年(八二一)、にぎわう難波津に近いこの地に、嵯峨天皇の勅願により弘法大師が創建した名刹である。
ご本尊の千手観世音菩薩は嵯峨天皇の念持仏。皇子の左大臣・源融(とおる)公が八町四方を画して七堂伽藍(がらん)を建立し、融の字をとり太融寺とした。八町の跡は堂山町、神山町などの地名として現代に残る。源融公は百人一首の「陸奥(みちのく)のしのぶもぢずり誰ゆゑに乱れ初めにし我ならなくに」の作者。
元和元年(一六一五)の大坂城落城の際、兵火で全焼したが、元禄年間(一六八八~一七〇四)に本堂、南大門など諸堂二十五棟の建築が進み、「北野の太融寺さん」と親しまれるようになった。
概要
名前 | 太融寺(たいゆうじ) |
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宗 派 | 高野山真言宗 |
本 尊 | 千手千眼観世音菩薩(せんじゅせんげんかんぜおんぼさつ) |
所在地 | 大阪市北区太融寺町3-7 |
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巡拝 | 大阪 豊楽の道 大阪10 |
アクセス
太融寺 大阪市北区太融寺町3-7