天龍寺(てんりゅうじ)

京都
楽土の道
京都8
天龍寺-曹源池庭園から大方丈・書院を望む
曹源池庭園から大方丈・書院を望む

四季折々の貌(かお)を見せる嵯峨野。天龍寺は嵐山の名刹(めいさつ)で、正しくは霊亀山天龍資聖禅寺(れいきさんてんりゅうしせいぜんじ)。総門から塀を連ねる塔頭(たっちゅう)を左右に真っすぐな参道が庫裏(くり)に連なっている。
暦応二年(一三三九)、吉野で亡くなった後醍醐天皇の菩提を弔い、南北両朝の戦いで死んだ兵らを悼んで建てられ、開山には建立を説いた夢窓疎石(むそうそせき)を請じた。建設費用捻出のため中断していた元との貿易船、天龍寺船(てんりゅうじせん)を再開。この地はもと嵯峨天皇の檀林皇后(だいりんこうごう)が開いた檀林寺で、のち後嵯峨上皇の仙洞御所(せんとうごしょ)・亀山殿だった。

天龍寺-切妻造が美しい庫裏
切妻造が美しい庫裏

概要

名前

天龍寺(てんりゅうじ)

宗 派

臨済宗天龍寺派

本 尊

釈迦如来(しゃかにょらい)

所在地

京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68

電 話

075-881-1235

URL

https://www.tenryuji.com/

巡拝

京都 楽土の道 京都8

アクセス

天龍寺 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68