東寺(とうじ) 教王護国寺(きょうおうごこくじ)

京都
楽土の道
京都4
東寺(教王護国寺)-南大門側から見た境内
南大門側から見た境内

東寺は平安遷都後の延暦十五年(七九六)、王城鎮護のための官寺として羅城門(らじょうもん)の東に建立された。
弘仁十四年(八二三)、東寺が嵯峨天皇より弘法大師空海に下賜(かし)されてからは「教王護国寺」とも称し、真言密教の根本道場となった。空海は講堂に二十一体の尊像を祀り、立体曼荼羅(りったいまんだら)として真言密教の説く真理の世界を表わした。そのうち十五体は空海当時のものである。
鎌倉時代、空海の住房跡に御影堂(みえどう)が成立すると弘法大師信仰の中心地となる。「お大師様」に食事を供える毎朝の生身供(しょうじんく)、毎月二十一日の御影供(みえく)はこの時より始まり、今日に至るまで連綿と続けられている。

東寺(教王護国寺)-不二桜と五重塔
不二桜と五重塔

概要

名前

東寺(教王護国寺)(とうじ(きょうおうごこくじ))

宗 派

東寺真言宗

本 尊

薬師如来(やくしにょらい)

所在地

京都市南区九条町1

電 話

075-691-3325

URL

https://toji.or.jp/

巡拝

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アクセス

東寺 京都市南区九条町1