鬪雞神社
和歌山
清浄の道
清浄の道
和歌山5
熊野本宮大社に向かう中辺路と熊野那智大社に向かう大辺路の分岐点にあたる田辺に鎮座する。熊野三山の参拝に替えたと伝わる別宮的な御社である。
允恭(いんぎょう)天皇の御代に熊野権現を勧請したと伝わるが、社殿後方の神山に龍神伝承があり、古くから信仰されてきた事がうかがえる。
平安後期の十六代熊野別当・長範(ちょうはん)のころ、参詣道整備などのため田辺に拠点を設け、田辺別当家を興したことから現在の姿につながる。
治承・寿永の乱(源平合戦)の時に、二十一代別当・湛増(たんぞう)は神前で紅白の鶏を闘わせ、白が勝ったため熊野水軍が源氏に味方した。この故事から鬪雞宮と呼ばれるようになり、明治初年に鬪雞神社と改称した。
概要
名前 | 鬪雞神社(とうけいじんじゃ) |
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主祭神 | 伊邪那美命(いざなみのみこと) |
所在地 | 田辺市東陽1-1 |
電 話 | |
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巡拝 | 和歌山 清浄の道 和歌山5 |
アクセス
鬪雞神社 田辺市東陽1-1