豊受大神宮(とようけだいじんぐう) 神宮外宮(じんぐうげくう)

特別巡拝
伊勢
豊受大神宮(外宮)
外宮 正宮

豊受大神宮は皇大神宮(内宮(ないくう))の北西、高倉山の麓(ふもと)に鎮座する。衣食住、さらには広く産業を守護する豊受大御神(とようけのおおみかみ)をお祀りし、神宮の中心である内宮に対して外宮と並び称されている。
内宮の御鎮座から約五百年後の五世紀後半、雄略(ゆうりゃく)天皇は夢に現れた天照(あまてらす)大御神のお告げを受け、天照大御神の食事を司る御饌都神(みけつ)として、丹波国から等由気大神(とゆけのおおかみ)をお迎えしたと伝わる。
神宮の祭事は「外宮先祭」といい、まず外宮で営まれる原則がある。内宮の祭事に先立って神の食事である神饌(しんせん)を奉るわけで、これにならって外宮から内宮の順に参拝するのが習わしとされる。
外宮では朝と夕の二度、忌火屋殿(いみびや)で調理した神饌(しんせん)を御饌殿(みけでん)に運び、天照大御神をはじめ神々に奉る「日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)」が鎮座以来、一日も欠かさず行われている。塩は御塩殿神社、米は神宮神田、野菜は神宮御園(みその)で作られるなど、材料は自給自足で調達されている。
鎌倉時代以降、御師(おし)の活動もあって武士から庶民まで広がった伊勢詣(もうで)。江戸時代には「御蔭(おかげ)参り」が大流行し、神宮は親しみを込めて「お伊勢さん」と呼ばれるようになった。

日別朝夕大御饌祭
日別朝夕大御饌祭

概要

名前

豊受大神宮(神宮外宮)(とようけだいじんぐう(じんぐうげくう))

主祭神

豊受大御神(とようけのおおみかみ)

所在地

伊勢市豊川町279

電 話

0596-24-1111

URL

https://www.isejingu.or.jp/

巡拝

特別巡礼 伊勢

アクセス

豊受大神宮(神宮外宮) 伊勢市豊川町279