壷阪寺 ( 南法華寺 )
奈良
鎮護の道
鎮護の道
奈良25
正式名称は南法華寺。南に桜の名所、吉野山を控え、北に万葉のふるさと大和三山、奈良盆地を一望におさめる壺阪の山に建つ。大宝三年(七〇三)に元興寺の弁基(べんき)上人がこの山で修行中、坂の上の庵に愛用の水晶の壺を納め、感得した観音像を模刻して祀ったのが始まりとされる。
礼堂に続く本堂八角円堂の本尊は十一面千手千眼観世音菩薩。胸の前に手を合わせ、法力を湛えた姿で衆生救済への力強さを感じさせる。ことに眼病に霊験あらたかな「目の観音様」として広く信仰を集めてきた。明治には眼病回復祈願にまつわるお里・沢市の夫婦愛を描いた浄瑠璃「壺坂霊験記(つぼさかれいげんき)」が大きな共感を呼び、歌舞伎も含め人気の演目となっている。
概要
名前 | 壺阪寺(南法華寺)(つぼさかでら(みなみほっけじ)) |
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宗 派 | 真言宗単立(しんごんしゅうたんりつ) |
本 尊 | 十一面千手千眼観音(じゅういちめんせんじゅせんげんかんのん) |
所在地 | 高市郡高取町壷阪3 |
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巡拝 | 奈良 鎮護の道 奈良25 |
アクセス
壺阪寺 高市郡高取町壷阪3