大念佛寺
大阪
豊楽の道
豊楽の道
大阪5
融通念佛宗の総本山で、本堂は大阪府下最大の木造建築物。大治二年(一一二七)、開祖良忍(りょうにん)が聖徳太子の夢告を受け、鳥羽上皇の勅命により根本道場を創建したのが始まり。
京都大原で仏道に励んでいた良忍は永久五年(一一一七)、阿弥陀如来から「融通念佛」を感得した。異なる者同士が念仏を唱え合い、自他の功徳を増幅させる融通念佛は、平安末期以降広まった念仏信仰の先駆けとなり、大念佛寺は日本最初の念仏道場となった。
良忍は美声の持ち主で、幼名を音徳丸(おんどくまる)といい、声明業中興の祖と仰がれた。声明とは経文に節を付け、流麗な音曲にのせて仏を讃えるもので、大念佛寺は良忍由来の声明を法要で随所に用いている。
概要
名前 | 大念佛寺(だいねんぶつじ) |
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宗 派 | 融通念佛宗 |
本 尊 | 十一尊天得如来(じゅういっそんてんとくにょらい) |
所在地 | 大阪市平野区平野上町1-7-26 |
電 話 | |
URL | |
巡拝 | 大阪 豊楽の道 大阪5 |
アクセス
大念佛寺 大阪市平野区平野上町1-7-26